当Blogでは、無料テーマのCocoonを使用しています。
2021年5月現在、WordPressのテーマを決めた基準についてまとめました。
※Google Chromeの拡張機能「Lighthouse」で取得した数値を載せていますが、デモサイトがない場合は公式サイトで測っています。単純な比較はできないので、その点ご注意ください。
テーマ要件
- 白背景で余計な装飾のないシンプルなデザイン
- HTML・CSS・JavaScript・PHPを使ってある程度カスタマイズできる
- 今でも更新されている
- 無料
上記4点の条件を満たすテーマを探しました。
テーマ候補
Lightning
WordPressテーマやプラグインの開発をメインとする株式会社ベクトルが提供する、コーポレートサイト向きの定番無料テーマです。
Performance | 86 |
Accessibility | 77 |
Best Practices | 87 |
SEO | 100 |
Xeory Base
コンテンツ制作をメインとする株式会社Lucyのバズ部というメディアが提供するブログ型テーマです。
別途、サイト型テーマとしてXeory Extensionというテーマもあります。
Performance | 60 |
Accessibility | 88 |
Best Practices | 80 |
SEO | 91 |
yStandard
フリーランスのディベロッパーよしあかつきさんが提供する、カスタマイズありきというコンセプトで作られたテーマです。
Performance | 50 |
Accessibility | 88 |
Best Practices | 93 |
SEO | 100 |
Cocoon
ブロガー兼ディベロッパーのわいひらさんが提供する、ザ・シンプルなテーマです。
Performance | 53 |
Accessibility | 89 |
Best Practices | 80 |
SEO | 99 |
テーマを決めた基準
今回掲載したテーマでは、SEO・高速化・レスポンシブ対応・100%GPLといった基本要素は対応されています。
決め手になったのはどこか。
- 導入のしやすさ
- カスタマイズのしやすさ
という2点です。
Lightningはブログよりもコーポレート向きなため、ブログらしくカスタマイズするのに時間がかかるように感じました。
Xeory Baseはかなり好みのシンプルさなのですが、テーマを入手するために会員登録が必要で、安心感はあるものの気軽に導入できないため断念しました。
yStandardとCocoonは好みで選ぶのがいいかな、という印象です。
以前運営していたブログでyStandardを使用していたということもあり、今回はCocoonを選びました。
有料テーマ
WordPressが5.0にアップデートされたことでエディターの仕様が変更されました。
無料テーマだと、こういった大幅な変更に対応されなかったり、対応されたとしても時間がかかったりします。
調べる途中で良さそうだと思った有料テーマについてまとめておきます。
ブロックエディターの使いやすさ、というのが今後は重要になってきそうです。
Lightning Pro
ビジネスサイトの構築に必要な機能が盛り込まれた、Lightningの上位版テーマです。
SWELL
WordPressデベロッパー了さん提供の、マウス操作のみで直感的にコンテンツを作り上げることができるテーマです。
Snow Monkey
フリーランスのWordPressテーマ/プラグインデベロッパーであるキタジマタカシさん提供の、拡張性を意識して開発されたテーマです。