「2030年」に恋した3文

空飛ぶ車、自動運転、最大時速1200キロの高速交通ネットワーク…。

名だたる大企業がまさに今挑戦しているイノベーションをまとめ、テクノロジーの融合による加速度的な進化の果てを予測した一冊です。

とてつもない激動の世界で、いかに時代に乗り遅れているのか。
“今”を知りたくて読んでみました。

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その本に恋した3文

「ほとんどの組織は成長のカギは新しいテクノロジーや製品を開発することだと考えている。だがそれは誤りだ。新たな成長の波に乗るためには、企業はこのようなイノベーションを破壊的な新たなビジネスモデルのなかに埋め込む必要がある」

出典:ピーター・ディアマンディス/スティーブン・コトラー「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」,NewsPicks パブリッシング

むしろ今日の最も重大なリスクは、水危機、生物多様性の喪失、異常気象、気候変動、環境汚染と、すべてエコロジカルなものだという。

出典:ピーター・ディアマンディス/スティーブン・コトラー「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」,NewsPicks パブリッシング

企業が業務の自動化を望む最大の理由は生産性だ。しかし生産性が最も高まるのは、人間を機械で置き換えたときではなく、人間が機械の性能を引き出したときであることは、繰り返し証明されてきた。

出典:ピーター・ディアマンディス/スティーブン・コトラー「2030年 すべてが「加速」する世界に備えよ」,NewsPicks パブリッシング
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まとめの3文

大企業はすでに、SFチックなことの実現に本気で取り組んでいます。
ニュースで目にするAIや仮想現実などの最新技術が生活をどう変えるのか、これからの人類社会で問題になるのは何か、未来の包括された一冊です。
超巨大なスケールで未来への期待と不安を味わえて、SFと現実の区別が少しずつなくなってきていると感じました。

書籍情報

書籍タイトル2030年
すべてが「加速」する世界に備えよ
著者ピーター・ディアマンディス
スティーブン・コトラー
土方 奈美(訳)
出版社NewsPicks パブリッシング

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