中学生向けに行われた特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスがまとめられた本です。
その本に恋した3文
でも、本気で未来をつくろうと思うなら、過去を知る必要があります。
出典:瀧本哲史「ミライの授業」,講談社
出版業界をよく知るベテラン(古いパラダイムの住人)たちは、まともに中身を検討することもなく、「児童書としては長すぎる」とか「そもそも児童書は売れない」とか、自分たちの常識だけで、作品の価値を判断しました。
出典:瀧本哲史「ミライの授業」,講談社
みなさんが世界を変えようとするとき、自分の夢をかなえようとするとき、周囲の大人たちが応援してくれると思ったら大間違いです。大人たちが応援するのは、自分の地位を脅かさない若者だけ。つまり、「世界を変えない若者」だけです。
出典:瀧本哲史「ミライの授業」,講談社
まとめの3文
世界を変えるのはいつも「新人」。
未来を作る方法を、さまざまな偉人の過去から学ぶというのが新鮮です。
中でもベアテ・シロタ・ゴードンさんのお話は、国の持つ不条理さと人間の持つ底知れぬエネルギーが混ざり合っていて、胸の内でくすぶる炎を再燃させてくれました。
書籍情報
書籍タイトル | ミライの授業 |
著者 | 瀧本哲史 |
出版社 | 講談社 |