スマートフォンが脳に与える影響を、さまざまな研究から推測した本です。
その本に恋した3文
もともとは生き残り戦略だったはずの脳のメカニズムのせいで、人間はデジタルのごほうびに次々と飛びつく。
出典:アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」,新潮社
ポケットの中のスマホが持つデジタルな魔力を、脳は無意識のレベルで感知し、「スマホを無視すること」に知能の処理能力を使ってしまうようだ。
出典:アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」,新潮社
グーグル効果とかデジタル性健忘と呼ばれるのは、別の場所に保存されているからと、脳が自分では覚えようとしない現象だ。脳は情報そのものよりも、その情報がどこにあるのかを優先して記憶する。
出典:アンデシュ・ハンセン「スマホ脳」,新潮社
まとめの3文
人類はスマホに侵されてしまった。
スマホがいかに脳の報酬システムをハッキングしたのか、を追求した一冊です。
共感する部分も多かったので、スマホと物理的な距離を取るように意識しつつ、本当に必要なアプリ以外はアンインストールしました。
書籍情報
書籍タイトル | スマホ脳 |
著者 | アンデシュ・ハンセン 久山葉子(訳) |
出版社 | 新潮社 |