膵臓の病気で余命いくばくもない彼女との青春小説です。
その本に恋した3文
言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味の全てがゆだねられている。
出典:住野よる「君の膵臓をたべたい」,双葉社
彼女の声が、あまりに静かだったから、僕は心臓が凍ってしまうかと思った。
出典:住野よる「君の膵臓をたべたい」,双葉社
君が今までしてきた選択と、私が今までしてきた選択が、私達を会わせたの。私達は、自分の意思で出会ったんだよ。
出典:住野よる「君の膵臓をたべたい」,双葉社
まとめの3文
久しぶりに読んだ小説がこの本で良かった。
陳腐に表現してしまえば、人の「生きる」と「死ぬ」について考えさせられる恋愛小説です。
日々を大切に生きる、ということにあらためて意識が向いた気がします。
書籍情報
書籍タイトル | 君の膵臓をたべたい |
著者 | 住野よる |
出版社 | 双葉社 |