「死ぬときに後悔すること25」に恋した3文

人生を終えようする先人の言葉から学ぶ、生き方の本です。

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その本に恋した3文

さっきも言ったように、病気になる前は季節なんかどうでもよかった。でも今はね、季節の移変わりは素晴らしいと思っているんだ。

出典:大津秀一「死ぬときに後悔すること25」,新潮社

まったく係累もなくたった一人の終末は、それはそれで透徹したものではあるが、やはり周囲にたくさんの家族がいて囲まれているほうが、患者には笑顔が多いようだ。

出典:大津秀一「死ぬときに後悔すること25」,新潮社

生が無意味なら、人は死ぬしかなくなる。死が無意味なら、人の死は無駄死にだと感じる。だから人は、生と死の意味を求めて止まないのである。それが無意味であることを恐れている。

出典:大津秀一「死ぬときに後悔すること25」,新潮社
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まとめの3文

誰しも、心のどこかで死んだ方が楽になれるんじゃないかという自分を持っています。
そしてきっと、それを打ち消す明確な理屈はありません。
それでも生きていこうと思える、読む前に想像していた以上に考えさせられる一冊でした。

書籍情報

書籍タイトル死ぬときに後悔すること25
著者大津秀一
出版社新潮社
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