人生をどう生きるかを考えるための自己啓発本です。
その本に恋した3文
大人になるための時間割の変化によって、本来なら成熟するために努力しなければならない二〇代は、「まだ完全に大人ではない」者として成長の機会をうばわれ、退化させられてしまいました。
出典:メグ・ジェイ「人生は20代で決まる──仕事・恋愛・将来設計」,早川書房
「自分と同じタイプの友だちに囲まれているのは楽だと思う。グループ以外の人間がやることを批判するのは痛快だし、同じグループにいると、人との相違を欠点として見がちになるのね」
出典:メグ・ジェイ「人生は20代で決まる──仕事・恋愛・将来設計」,早川書房
はっきりしていたのは、自分の過去を失うことではなく、未来を失うのが怖いということだった。
出典:メグ・ジェイ「人生は20代で決まる──仕事・恋愛・将来設計」,早川書房
まとめの3文
自分に都合のいい言葉だけでなく、現実を見ること。
「20代は自由に生きて良い」という風潮に、セラピストの視点から警鐘を鳴らす自己啓発本です。
さまざまな人生の後悔を学び、「もうかなり年を取っていること」や「子育てを甘く考えていたこと」に気づかされました。
書籍情報
書籍タイトル | 人生は20代で決まる──仕事・恋愛・将来設計 |
著者 | メグ・ジェイ 小西敦子(訳) |
出版社 | 早川書房 |