独ソ戦における、女性だけの狙撃小隊を描いた戦記物語。

兄弟に「これはおもしろい!」と勧められたので読みました。
その本に恋した3文
「子どもが遊ばなくなったら、きっとそれは子どもとして生きることを諦めたときでしょうね」
出典:逢坂 冬馬「同志少女よ、敵を撃て」,早川書房
故郷を焼かれた復讐のため戦う女狙撃兵。その姿ができるだけセンチメンタルに読者を刺激し、プロパガンダの的となるように周囲を誘引した。
出典:逢坂 冬馬「同志少女よ、敵を撃て」,早川書房
「撃った敵の顔を、夢に見ることがありますか?」
出典:逢坂 冬馬「同志少女よ、敵を撃て」,早川書房
まとめの3文
戦争の凄惨さをここまで表現できるのか。
歴史は勉強不足ですが、文章の美しさから貪るように夢中になりました。
誰しもが正常な状態からズレていく、という恐怖感が心に残っています。
書籍情報
書籍タイトル | 同志少女よ、敵を撃て |
著者 | 逢坂 冬馬 |
出版社 | 早川書房 |
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